2024年(令和5年)
パチンコ・パチスロ依存問題の予防と解決に取り組む事業・研究への支援
「パチンコ・パチスロ依存は『病気』ではなく『健康問題』であることを周知する」事業
- 助成団体
- 認定特定非営利活動法人ワンデーポート
- 助成金額
- 150万円
- 事業内容
- ICD-11の要綱を踏まえ、「ギャンブル等依存症は(脳)の病気」とする国の対策の誤りを伝え、健康問題としてとらえることの有効性をパチンコ・パチスロなど行動嗜癖の問題を抱える人、家族、及び支援者、及びパチンコユーザー等に正しい知識と向き合い方を伝える。健康増進を目的としたランニング(ウォーキング)イベント「よこはまラン」(10km)の実施。セミナーの開催。危険な遊び方の人の予防と解決を支援。
「依存症により罪を犯した人たちへの回復支援」事業
- 助成団体
- 一般社団法人日本自立準備ホーム協議会
- 助成金額
- 120万円
- 事業内容
- 少年院・刑務所を出所した人たちが再犯に至る要因として各種の依存がある。ホームの自立支援力を向上させ入居者の再犯を防止するため、依存者の再犯防止・自立更生を支援するスタッフの処遇能力の向上を図るため、専門家による研修会を実施する。スタッフは薬物依存者、アルコール依存、窃盗症、及びパチンコ・パチスロ、ギャンブル依存症者など多種に渡る入居者に対して、依存回復のための支援に取り組んでいる。
「より多くの人に必要とされる魅力ある拠点作りを目指して~『志摩LABO』の魅力アッププロジェクト~」事業
- 助成団体
- 特定非営利活動法人 三重ダルク
- 助成金額
- 200万円
- 共同助成
- 三重県遊技業協同組合
- 事業内容
- 山間部の高齢者のための支援バス運航継続・他地域への拡大。昨年スタートしたLABOの宿泊施設(Retreat志摩)運営本格化に伴う機器導入とメンテナンス。利用者からの要望が多かったピザ窯の設置・庭園整備を行う。これにより、リピーター客の増加を図る。さらに、好評により第二弾の開催の要望が集まっている連続講座『ハッピーアディクション大学Ⅱ』をイベント開催による宿泊客獲得も目的として開催する。
「依存症回復と啓発のための社会貢献」事業
- 助成団体
- 一般社団法人リカバリーライフ
- 助成金額
- 160万円
- 共同助成
- 兵庫県遊技業協同組合
- 事業内容
- 依存当事者数の増加傾向による緊急性を伴う社会問題を解決し、回復支援と啓発活動を両立するために、依存症回復のための代替療法と依存症回復支援を目的としたオンラインカウンセリングを実施するとともに教育機関や企業を介した若年層への依存症啓発を行う。それによりクロスアディクション(重複依存)の予防と経済面、健康面、人間関係などの問題と心身の痛みに対して適切な支援を提供(紹介)する。
「依存症女性の支援とリカバリーデイイベントの開催」事業
- 助成団体
- 一般社団法人 神戸ダルク ヴィレッジ
- 助成金額
- 140万円
- 事業内容
- 2024年から女性に対しての支援を姫路市のる「アディクションサポートセンター」を中心に行っていく。またニューウエストミンスター市と市民たちで行われた「リカバリーデイ」イベント(依存症の理解を市民、行政機関全体に周知するクリーンなイベント)は一般の大人や子供も参加できる街ぐるみのイベントで、5万人が参加した。なかなか依存問題への啓蒙が進まない兵庫で、自分たちが中心となってこのようなイベントを盛り上げたい。
「依存問題に海を活用した回復支援と普及啓発」事業
- 助成金額
- 150万円
- 事業内容
- 依存問題を抱えた当事者に回復へ向けた作業環境を提供するため、当法人所有のプレジャーボートで遊漁船を運営。専属スタッフと当事者が運営し、当事者の達成感を醸成。この事業をHPなどで周知することで依存問題の周知を行う。また、児童福祉施設に通所する子供達を招待し、魚釣り大会のイベントを秋に開催。様々な問題を抱える子供たちが釣りを楽しみ喜びを感じることで心身の健康を得ることができる。
「イベント開催を通して依存症者が地域に貢献する場を提供する」事業
- 助成団体
- 一般社団法人むら ワーカーズホーム
- 助成金額
- 160万円
- 共同助成
- 沖縄県パチンコ・パチスロ協同組合
- 事業内容
- 県内で私たちのようにコーヒーを作ったり、カフェを運営している障害者施設と一緒に夏と秋にイベントを開催する。それぞれが日頃行っている活動の報告と、作っているものの販売を行う。バリスタ大会にも出場したワーカーズホームのメンバーがおいしいコーヒーの淹れ方を指導し、器具の選び方、豆の保管方法など、ワークショップを行う。障害児施設の子どもたちを招待するとともに、イベントについて広く広報する。