2019年(令和元年)
特別助成
「パチンコ・パチスロに問題がある人への支援の個別性を伝えるための啓発」事業
- 助成団体
- 認定特定非営利活動法人ワンデーポート
- 助成金額
- 190万円
- 事業内容
- 2000年よりパチンコ・パチスロ依存を持つ人や家族への支援を継続してきた。今後はNPO法人RSNと協力関係を強化するとともに、安心パチンコ・パチスロアドバイザー、遊技業関係者とも連携し、より良い支援に努めていく。パチンコ・パチスロ依存問題は、「やめさせる支援」や「やめるための支援」が妥当ではないケースは少なくないと考えられる。より個別的なニーズをくみ取ることで、節度の持った遊び方を指導できるようなカリキュラムを提供していきたい。
「関西圏域でのパチンコ・パチスロ依存問題の相談支援」事業
- 助成団体
- 一般社団法人神戸ダルクヴィレッジ
- 助成金額
- 180万円
- 事業内容
- 関西圏全域を対象に、パチンコ・パチスロ依存症専門の相談窓口(秘密厳守・夜間対応あり)を作り、当施設の一部を利用して「パチンコ・パチスロ依存症対策室」を設置し、そこでの個別相談と電話・メール相談を行う。また、依存症全般に関するセミナーを年間5回実施予定。ギャンブル依存症の対象者が神戸ダルクヴィレッジを利用する場合、無償で福祉的サポート。また、借金問題等では、弁護士の紹介や、法テラスなどへの相談サポートも実施。
「回復支援と相談支援の事業拡張」事業
- 助成金額
- 200万円
- 事業内容
- 長崎市内を中心に、ギャンブル依存症の回復支援と相談支援活動をしてきたが、今後、活動団体が少なく、依存問題の予防と解決が手薄な長崎県北地区に展開を計画している。グラフ・ながさきの出張所を開設し、パチンコ・パチスロ依存問題を抱える当事者、家族、支援者等に相談支援を中心に実施し、必要に応じて医療、福祉、司法、回復施設などにつなぐ。問題解決に向けた最善の方法を一緒に考え、問題解決の回復プログラムを体験してもらう。
「コーヒー豆の栽培・販売を通して依存者の社会復帰を支援するプロジェクト」事業
- 助成団体
- 一般社団法人むら ワーカーズホーム
- 助成金額
- 180万円
- 事業内容
- 2013年に県の指定を受け「ワーカーズホーム」を運営。パチンコ等ギャンブル依存問題を持つ方をはじめ依存症の人々に利用されている。当初からコーヒーの加工販売をしているが、規模拡大につれて焙煎機不足、畑が小さいため収穫量が足りないという課題を抱えている。この機会に畑を拡大して100kgの収穫を目指すとともに、店舗を持つことで長期利用者へ次なるステップアップの場を提供し、その経験を持って他店舗への就職を目指す。