2024年(令和5年)
子どもの健全育成と、SDGsの目標のうち『貧困をなくそう』『すべての人に健康と福祉を』『質の高い教育をみんなに』の実現に資する活動への支援
「SunSunルーム ~不登校生徒へ居場所と教育の場~」事業
- 助成団体
- 特定非営利活動法人 もりおかユースポート
- 助成金額
- 150万円
- 共同助成
- 岩手遊技業協同組合
- 事業内容
- 何らかの理由で不登校状態にある小学4年生~中学3年生に学びの場と学習支援を実施し、学ぶ機会の提供と学習の遅れにならないよう対応する。同時に、学習だけでなく自然と触れ合うなどの体験活動を実施、心身のリフレッシュを図るとともに学校へ再度通学できるよう教育機関と連携をはかり、環境を整える支援を行う。週2回。農作業体験、調理や木工などの活動を行い、本人及び保護者の相談に応じる。
「子どもの自尊意識向上と学習機会の確保に寄与する支援活動」事業
- 助成団体
- 一般社団法人 フードバンクあきた
- 助成金額
- 110万円
- 共同助成
- 秋田県遊技業協同組合
- 事業内容
- 一人親家庭の食を支え、その子どもたちの学習環境を維持して子どもの自尊意識を向上させるとともに、学習意欲の増進へとつなげる。子ども食堂への食材支援を行う。子ども食堂から一人親家庭への食料支援の充実を図る。無償学習支援団体に充実した補食支援、食事提供支援を行い団体の運営安定化を進める。県からの食料支援要請は去年から倍増するなど貧困化が進んでいるため、ひとり親家庭に特化した支援を行う。
「小児がんや難病等の生命を脅かす病気で療養しているこどもの希望を叶える、こどもホスピスルーム」事業
- 助成金額
- 140万円
- 事業内容
- 小児がんや難病等で療養するこども達と家族に、学びや遊びの楽しみや喜びを感じてもらうことを目的に、医療施設内、保育園内もしくは医療機関・保育園の近くにこどもホスピスルームを設置。2020年から準備を進めており、本年度は、フォーラムと講演会の開催による周知活動を行うとともに、①相談窓口の開設、②学び/遊びの支援③グリーフケアの3つの事業による、小児がんや難病等の子どもと家族への支援を開始した。
「子どもたちへ本物の音楽を届ける訪問コンサート2024」事業
- 助成金額
- 140万円
- 事業内容
- 約20施設(小・中学校、病院等)を6月と秋(10-11月)に1回ずつ訪問し、コンサートを開催。6月は、五嶋みどりと若手演奏家によるカルテットが訪問。2024年度、ヴァイオリンは五嶋みどりとエレノア・デ・メロン、ヴィオラは笠井大暉、チェロはアレハンドロ・ゴメス・パレハ。秋は、ギター、オーボエ、雅楽他のうち1種類の楽器が訪問。楽器や作曲家についての説明や質問コーナーも設け、演奏家と子どもが交流を図る。
「ギャンブル依存に陥る若者のための居場所作り」事業
- 助成団体
- 特定非営利活動法人 サンカクシャ
- 助成金額
- 140万円
- 事業内容
- 親からの虐待等、家に居場所がなく孤立している15歳から25歳くらいまでの若者に安心できる居場所を提供する。ご飯の提供、進路や仕事探しのサポート、働く体験の機会の提供を行い、日中のやることや行き場を作ること、交流できる仲間を見つけることを通じて、孤立を防ぎ、ひいてはギャンブル依存の予防などに寄与する取り組みを行う。毎週火曜日14時から21時に、当団体が運営する場所で活動を行う。
「成績優秀で勉学への意欲があるにもかかわらず、経済的な理由で修学が困難な若者に対する奨学金給付」事業
- 助成団体
- 一般社団法人 パチンコ・パチスロ奨学金
- 助成金額
- 140万円
- 事業内容
- 成績優秀で勉学への意欲があるにも関わらず、経済的な理由で修学が困難な日本国内の18歳以上の若者に、奨学金給付を行い、人材育成の推進及び福祉の増進に資することを目的とする。HP等で給付生希望者を募集し、書類選考、面接を経て、1人当たり1カ月3万円~5万円を給付。給付生は、2カ月に一度の振込確認後、ハガキで近況報告を行う。給付生が社会で活躍することで、業界の社会的地位向上にも資する。
「新潟コミュニティフリッジを通じてのひとり親家庭への食料支援」事業
- 助成団体
- 特定非営利活動法人 フードバンクつばめ
- 助成金額
- 140万円
- 事業内容
- 支援を必要とする方に、時間や人目を気にせず、24時間都合が良い時に取りにいけるコミュニティフリッジを利用してもらうことで、金銭的、身体的、精神的安心感を得てもらい、食料品・日用品の支援を行う。対象者は週に1回、利用可能。生鮮品や常温品、冷凍品、日用品などを受け取れる。提供する食料品や日用品は、寄付されたものや新潟県フードバンク連絡協議会からの提供品と、当団体で購入したもの。
「地域の高齢者施設で寺子屋実現」事業
- 助成団体
- 社会福祉法人 敬愛福祉会
- 助成金額
- 100万円
- 事業内容
- 高齢者施設に併設した放課後児童クラブとデイサービスを活用して、勉強や、絵を描いたり歌を歌ったり本を読んだりなどの共同作業、お誕生日会や季節の行事などを中心に、合同で行事を行う。デイサービスを行う福祉施設を拠点に、地域の高齢者、子供、子育て世代に新しいサービスを提供することで、高齢者や子供、子育て世代のQOLを挙げることができ、中山間地域の地域包括ケアを実現することを目的とする。
「国際子ども食堂(すべての子どもたちに食を通した国際教育を)」事業
- 助成金額
- 140万円
- 事業内容
- 愛媛県内に住む多国籍の人々が集まり、一緒に作って一緒に食べるその過程で、生の国際教育を年齢国籍問わず届ける。毎回200名の参加者で、海外の料理を楽しむ。調理中の待ち時間は、小さな子どもたちをみんなで保育し、新しいつながりが生まれる環境を作る。例えば、イスラム教の方が宗教上の理由で食べられないものを、みんなで代替案を考え、みんなで同じものを食べられる工夫を講じている。
「高知大道芸フェス2024」事業
- 助成団体
- 高知大道芸フェス実行委員会
- 助成金額
- 150万円
- 共同助成
- 高知県遊技業協同組合
- 事業内容
- 高知市内中心部、商店街の活性化と大道芸を通じた児童らとの交流の場を作る。小学校や児童福祉施設にてパフォーマンス(遠方のため参加困難な郡部の学校や、障がい等様々な理由で参加困難な児童らへ届けることを目的として選定)。実際に大道芸フェスに参加する人気パフォーマーによる出張ステージを開催。全国で活躍するパフォーマーのステージに児童らを招待し、大道芸を通じて交流を行う。
「不登校について知り・考え・行動する保護者連帯支援活動」事業
- 助成金額
- 135万円
- 共同助成
- 北海道遊技事業協同組合
- 事業内容
- 不登校及び休みがちな小学・中学校生の子を持つ保護者を対象に、不登校による児童・生徒への悪影響を減らし、保護者の不安をやわらげるため、年間4コマのワークショップを2回実施、合同で2回を実施。保護者間での話し合いや講師の助言により、自分の子の状況だけはなく、同じような状況に悩む他の保護者との交流や助言者のアドバイス等により、視野を広め、知識を深め、大きな視点で対応できる素地を作る。
「障がい児、闘病児の為の夏祭り」事業
- 助成団体
- 一般社団法人 みらいの光
- 助成金額
- 160万円
- 共同助成
- 福島県遊技業協同組合連合会
- 事業内容
- 体育館内で障がい児、闘病児の為の夏祭りを実施。彼らは、一般に行われているイベントへの参加に困難が多いため、独自のイベント行事を実行する。ステージイベントゲストに、マジックショー、太鼓演奏、ダンスショー。綿あめ、かき氷作り体験、焼きそば、フライドポテト、唐揚げなどを無料配布。遊具として、輪投げ、射的、ヨーヨー釣り、ストラックアウトを用意、全てにおいて景品配布を行う。バリアフリー設備も豊富に配置。
「困難を抱える女性のための一時保護施設の運営」事業
- 助成団体
- 一般社団法人 アマヤドリ
- 助成金額
- 130万円
- 事業内容
- SNSなど活用をすることで、可視化されにくい困難を抱える若年女性のSOSをキャッチし支援に繋げている。社会的にも女性の自殺増が指摘されているように、コロナ禍による厳しい環境の下、困難を抱える女性の増加も踏まえ、これまで2年間で蓄積してきたノウハウを活用しながら、令和6年度から施行の「困難女性支援法」を先取りし、従来のDVシェルターの枠にとらわれない新たな社会的ニーズに先駆的に対応。
「ママとこどもたちの安心安全なステップハウスを確保する」事業
- 助成団体
- 一般社団法人 シンママ大阪応援団
- 助成金額
- 150万円
- 共同助成
- 大阪府遊技業協同組合
- 事業内容
- 家族・親族のDVから逃げるためには、①逃げる決意②逃げ込む場所③逃げるための費用④逃げるための支援をする団体・人、の4つが必要であり、今事業では②を獲得するために行う。相談があった女性・ママさんに逃げ込む場所(大阪市北区の2dkマンション)を借り上げ、家財道具も完備し、身一つで逃げることができる場所を確保。2か月程度の居住期間とし、ここをステップとして本格的な移住ができるようサポートを行う。
「KOTOMO基金 啓発シンポジウム」事業
- 助成団体
- 特定非営利活動法人 岡山NPOセンター
- 助成金額
- 140万円
- 事業内容
- KOTOMO基金3年記念シンポジウム「親子で考える子どもの権利と地域で支え合う子育て」 7月実施。「KOTOMO基金」は貧困やDVなど困難な状況にある子どもや子育て家庭を支える市民活動を支援するためにコロナ感染拡大が続く2021年に立ち上げ。基金によるサポート活動は現在も増加中。そこで夏休み前に支援団体や市民参加型のシンポジウムを開催し基金の趣旨への理解を深め、報告書も作成。
「2024年学生服おゆずり会」事業
- 助成団体
- 「2024年学生服おゆずり会」事業
- 助成金額
- 90万円
- 共同助成
- 福岡県遊技業協同組合
- 事業内容
- 卒業などで着られなくなった学生服を回収し、メンテナンスを施し、ひとり親などの生活に窮した家庭の子ども達に譲渡する為に、2024年12月に2024年学生服お譲り会を開催する。2024年は新たに、学生服回収BOXを設置していただく自治体や企業なども増やし、より多くの子ども達に笑顔のリレーをつなげたい。また、現在メンテナンス作業の一部を委託しているが、就労支援施設を増やし障がい者雇用を拡大。