機構概要

ごあいさつ

一般社団法人
パチンコ・パチスロ社会貢献機構
代表理事

宮廻 正明

持続可能な社会の実現に向けて社会貢献に邁進する

 このたび、一般社団法人パチンコ・パチスロ社会貢献機構の代表理事を務めることになりました宮廻正明でございます。前身である全日本社会貢献団体機構からの歴史を引き継ぐ団体の重責ある職務に就くにあたり、身が引き締まる思いでおります。精一杯、努力する所存ですので、どうぞよろしくお願いいたします。私事で恐縮ですが、私は全日本社会貢献団体機構の名誉会長を務められました平山郁夫先生に師事し、微力ながら、先生がライフワークとした優れた文化財や芸術文化を後世に伝える「文化財赤十字」活動にも取り組んでまいりました。こうして私が当機構の代表理事に就かせていただきましたのも、平山先生のご恩の賜物と感謝しております。

 さて、3年以上にわたる新型コロナ禍で、私たちを取り巻く社会の状況は大きく変わりつつあります。しかし、どのような困難な状況下においても、私たちは人間としての歩みを止めるわけにはいきません。そのための指針の一つとなるのが、昨今、人口に膾炙している「持続可能性」という言葉です。これまで人類が営々として築き上げてきた文化や産業、守ってきた環境や価値をどのようにして次世代や未来に遺していくのか、同じ時代や社会に生きる者として、誰もが真剣に考え、それを実践していく責務があります。遊技産業を通じて、これまで余暇や娯楽という人間にとって欠かせない文化の一翼を担ってきた私たちの業界も、この持続可能性の問題に真摯に取り組んでいかなくてはなりません。

 幸いにして、当機構は「社会貢献」を旗印に掲げ、前身組織の時代から、学術・文化の振興、命を大切にする研究・活動、子どもたちの健全育成、地震や豪雨などの自然災害からの復旧・復興支援、地域やコミュニティの活性化などに取り組む団体への助成、また業界の仲間が様々なレベルで実践している社会貢献や地域貢献活動に対する顕彰などを継続してまいりました。また、2019年からは業界の喫緊の課題ともいえる依存問題の予防や解決に取り組む団体への助成も開始しました。こうした活動は、今後も持続していってこそ意義のあるものとなります。

 最後になりますが、今後も当機構では時代を見据えた柔軟な思考と姿勢のもと、持続可能な社会の実現に向け、各種の事業に取り組んでいく所存です。皆様のより一層のご指導、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。