2023年(令和5年)
パチンコ・パチスロ依存問題の予防と解決に取り組む事業・研究への支援
パチンコ等の危険な遊び方・ギャンブル行動症予防推進事業
- 助成団体
- 認定特定非営利活動法人ワンデーポート
- 助成金額
- 150万円
- 事業内容
- 2022年2月にWHOが作成してい国際疾病分類ICD-11に関して診断要綱の記述が変更になり、これまで「ギャンブル等依存症」は進行性で自己解決が不可能とされ医療機関受診や自助グループへの参加が推奨されてきたが、今後はICD-11の要綱に照らし合わせ、予防や自己解決に重点を置いた対策が必要になる。2022年に実施した予防イベント「よこはまラン」を継続実施、関西でセミナーを実施して、新たな定義を世の中に伝える。
「地域のニーズと依存症者の回復・社会参加を結ぶ伊勢志摩プロジェクト」事業
- 助成団体
- 特定非営利活動法人 三重ダルク
- 助成金額
- 200万円
- 共同助成
- 三重県遊技業協同組合
- 事業内容
- 依存症者の回復過程の一つである社会参加を地域住民・一般市民のニーズと結ぶことで、相互交流をベースにした支援ネットを構築。依存症支援の新しいモデルとなる。2022年に三重ダルクが志摩市に開設したラボ を用いた依存症者の就労の場(宿泊施設)を立ち上げ、継続可能にするシステム(予約・支払等)の構築および宿泊施設サービスの開始。さらにこの Labo を拠点に地域高齢者のための買い物支援バスの運行を行う。
「依存症回復と啓発のための社会貢献」事業
- 助成団体
- 一般社団法人リカバリーライフ
- 助成金額
- 160万円
- 共同助成
- 兵庫県遊技業協同組合
- 事業内容
- 依存症回復のための代替療法実施(6都県で実施予定)。依存症回復支援を目的としたオンラインカウンセリングの実施 (認知行動療法、回復後のキャリアサポート)。若年層への啓発 (物質と行動の依存症に関する学びとケーススタディ)を展開。「依存症は治る病気であること」を周知し、当事者や家族の孤立を防止する。回復者の社会復帰への意欲を守り育て、回復者の社会生活における負担を軽減する。
「依存問題に多様性を活かした予防と解決!こどもキャンプで交流しよう!」事業
- 助成金額
- 150万円
- 事業内容
- 子どもの健全育成とSDGsの分野と依存問題の予防と解決の分野を融合させた事業を計画。自然の中で魚釣りや料理をして食べる体験を企画し、発達障害や家族関係で心に問題を持つ子供達を招待。当団体の依存症当事者が主体になり、子供達が通所する施設の職員、遊漁船の船長、釣りのインストラクター、学生ボランティア、看護師などに協力を得て開催。後日参加者による社会貢献についてのフォーラムを予定。
「相互交流を通してパチンコ・パチスロ依存問題を持つ方々へ現実的な回復支援を行う」事業
- 助成団体
- 一般社団法人むら ワーカーズホーム
- 助成金額
- 160万円
- 共同助成
- 沖縄県遊技業協同組合
- 事業内容
- 自分達のコーヒーがどこで誰に活用されているか見学する。また、三重ダルクからの視察を受ける。見学、視察後は交流会を行い親睦を深める(当団体では三重ダルクのオリジナルパッケージのコーヒーを以前から作成している。)。県内のコーヒー園へ行き、コーヒー栽培についての知識を教えてもらう。また、ワーカーズホームの活動を知っていただく。三重ダルク代表の市川氏を講師に招き講演会を行う。