全日本社会貢献団体機構

2010年(平成22年)

5月21日 平成22年度通常総会

5月21日(金)第一ホテル東京で通常総会を開催しました。

冒頭、昨年12月にご逝去された、創立当初からご指導を頂いておりました平山郁夫名誉会長に黙祷を捧げたあと議事に入り、平成21年度事業・決算の承認、平成22年度事業計画・予算の決定などを行いました。

塩川会長 挨拶要旨

塩川会長平成22年度の通常総会の開会にあたり、一言ご挨拶申し上げます。

冒頭、残念なご報告でありますが、平成17年にスタートしました当機構の設立にあたり大変なご尽力を頂きました平山郁夫先生が昨年暮れ、ご逝去されました。
私は、2年前、平山先生のご推挙で遠山敦子会長の後任として2代目の会長に就任しましたが、2月に営まれました「お別れの会」に参列致しまして、当機構への長年にわたるご支援・ご協力に感謝申し上げますとともに心よりご冥福をお祈り申し上げたところでございます。

おかげさまで、全日遊連が母体となってスタートした当機構も5年目に入り、助成事業や社会貢献フォーラムを中心とした社会貢献活動に各方面の評価と期待が年々高まってまいりました。
全日遊連は、長年にわたってそれぞれの地域で年間10数億円にのぼる社会貢献・社会還元活動を展開してまいりましたが、機構の設立によってさらに全国規模で活動の輪が広がり、全日遊連への理解がさらに深まったことを有り難く思っております。
100年に一度といわれる不況の影響で、遊技業界も顧客離れなど依然厳しい経営環境にありますが、こういう時こそ地域の方々に親しまれる大衆娯楽として遊技業界が果たすべき社会的責任を自覚するとともに、さらに積極的に社会貢献活動に取り組む必要があると思います。

本日は、事業計画と予算の決定を始め、役員の改選など重要な議題がございますが、どうか宜しくご審議のほどお願い申し上げます。

原田理事長 挨拶要旨

原田理事長

本日は、皆様大変お忙しい中、機構の通常総会にご出席いただきまして、誠に有難うございました。
本日決定致しました22年度の事業計画・予算に基づきまして、より充実した機構の社会貢献活動を展開してまいりたいと思います。

私は、かねがね金を出すと同時に汗を流す社会貢献活動を申し上げておりますが、機構の事業を通して全国の組合員の知恵と工夫によって、様々な社会貢献活動に取り組んでいることをうれしく思っております。

厳しい経済情勢の中で、機構に求められる期待は極めて大きいものがあります。機構の役員の皆様をはじめ、会員である都府県方面遊協の理事長の皆様の更なるご支援・ご協力をお願いしまして、閉会の挨拶とさせていただきます。

平成22年度の事業計画

平成12年に発足した当機構は、実質5年目を迎える。
助成事業をはじめ、社会貢献フォーラム等幅広い社会貢献活動に各方面からの評価と期待が高まっており、一段と充実した活動を展開する。

組織の充実と会議運営

平成22年度は役員改選に伴う新体制の下、社会の要請に的確に応え、社会貢献活動に取り組む。

1.通常総会

平成22年度通常総会は、会員・賛助会員等の出席の下東京で開催し、21年度活動の総括、22年度事業計画・予算の決定を行うと共に、役員改選による新体制をスタートさせる。

日 時 平成22年5月21日(金) 13時~14時
会 場 第一ホテル東京
2. 社会貢献大賞表彰式・助成金贈呈式

第5回社会貢献大賞の表彰式と平成22年度助成金贈呈式は、3年ぶりに東京で開催、会員と各界関係者との交流を図る。

日 時 平成22年7月22日(木) 11時~13時30分
会 場 ウェスティンホテル東京
3. 理事会

規約に基づき、総会を含め年4回開催し、当機構の重要事項を決議する。

第1回 平成22年4月22日(木) 10時~11時30分
第2回 平成22年5月21日(金) 平成22年度通常総会
第3回 平成23年1月(予定)
第4回 平成23年3月(予定)
4. 常任幹事会

機構が取り組む事業・施策を企画・立案するとともに総会・理事会の決議事項を遂行するため、年間10回程度開催する。

助成事業の実施

平成22年度は78件の申請があり、常任幹事会・理事会等で審査した結果、一般助成25件4,250万円・特別助成2件2,100万円、総計27件6,350万円を助成することにした。
平成23年度の助成については同様の形式で募集する。

募集 平成23年1月4日~1月31日
事業内容
  • 学術・文化の振興
  • 命を大切にする研究・活動
  • 子どもの健全育成支援
社会貢献活動年間報告書
目的・内容 平成21年1月~12月の1年間で、会員が実施した社会貢献活動の実績をまとめた報告書「AJOSC’s2009」を作成する。
2009年版は「共生」をテーマとし、物質社会の中で自然と社会との真の共生の為、我々の社会貢献活動はいかにあるべきかを見つめなおす機会とする。
刷成部数 25,000部
配布先
  • 会員(都府県方面遊協、全国各ホール、賛助会員、機構役員)
  • 警察行政関係
  • 都道府県、政令指定都市
  • マスコミ関係各社、ジャーナリスト
  • 作家、文化人
  • 全国図書館
顕彰事業
「第6回社会貢献大賞」の実施
目的・内容 会員(都府県方面遊協、支部組合、組合員ホール)及び賛助会員が実施した、平成22年1年間の社会貢献事業のうち、社会貢献度の高い団体に対し「社会貢献大賞」及び部門賞を授与するもので、都府県方面遊協からの申請に基づき「社会貢献活動審査委員会」で審査・決定する。
申請受付 平成23年1月~2月末
審査・決定 社会貢献活動審査委員会(平成23年3月)
社会貢献フォーラム

現代社会に最も必要とされている社会貢献のあり方を探すと共に、当機構のPR及び長年地域で実践している会員のモチベーションアップに寄与することを目的としたフォーラムを、年2回開催する。

時期・場所 平成22年度内、場所未定
賛助会員の拡大と広報活動推進
1. 賛助会員の拡大

平成21年度は、新たに「ジャパンネットワークシステム株式会社」の新規加入があり、現在の賛助会員は10団体となった。

2. 広報活動の推進
会員向け印刷物の発行 機構の事業の実施状況や会員の特色ある活動をタイムリーに伝える印刷物を発行する。
ホームページの充実 助成団体や支援団体とのリンクの拡充に努めると共に、見やすく使いやすいホームページに改修する。
効率的な事務局運営

業界の厳しい経営状況に鑑み、経費の節減や効率的な運営に努めるとともに、専務理事・事務局長を中心に事務局機能の一層の充実を目指す。

平成22年度役員の決定

役員一覧をご覧ください。