全日本社会貢献団体機構

2014年(平成26年)

5月23日 平成26年度通常総会

5月21日(金)第一ホテル東京で通常総会を開催し、平成25年度事業・決算の承認、平成26年度事業計画、予算の決定などを行いました。

堀田会長 挨拶要旨

平成26年度の通常総会の開会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。22年11月に、全日本社会貢献団体機構の会長をお引き受けしまして、早いもので3年半が過ぎました。  その間に東日本大震災がありましたが、それから3年が経過しましたが、復興はまだ端緒についたに過ぎません。いまだ避難を余儀なくされている方々や、支援の手からこぼれてしまった人々や暮らしがあります。  機構としては、24年度の助成事業の募集から、「特別助成」として「東日本大震災関連事業」と「コミュニティ強化支援事業」の枠を設け、今年も復興支援のための助成を継続しています。  全日遊連では、各レベルで復興支援を始め社会福祉や地域貢献などの社会貢献・社会還元活動に積極的に取り組み、経済状況のまだまだ厳しい中ですが、現金・物品支援など現金換算した拠出額は、平成25年は前年より約4,000万円を上回る約17億2,000万円とうかがいました。全国の皆さんの継続的な対応は、弱者を救う重要な活動となっています。  全日遊連を母体とする当機構も9年目を迎えました。助成事業や社会貢献フォーラムを中心とする社会貢献活動に対しては、各方面からの期待も高まってきております。今後、行政の政策は、高齢者、子ども、障がい者、生活困窮者などいずれの分野も『地域の助け合いで支える』という方向に向かっていきます。共感・共生・共助の精神を発揮して、より一層世の中に役立つ、創意工夫のある、多面的な社会貢献活動に取り組む必要があると考えています。  本日は、26年度予算の決定など重要な議案がございますが、どうか宜しくご審議のほど、お願い申しあげます。

青松理事長 挨拶要旨

本日は、皆様大変お忙しい中、機構の通常総会にご出席いただきまして、誠に有難うございました。本日決定致しました26年度の事業計画・予算に基づきまして、より充実した機構の社会貢献活動を展開してまいりたいと思います。  社会に容認される新しい業界像を創り上げていくその手立てのひとつとなるのが、業界上げての社会貢献活動やボランティア活動だと思います。私たちの社会が豊かな成熟社会となった今日、地域社会の一員として応分の社会的境的責任を果たしていくことが求められています。  機構の事業を通して全国の組合員の知恵と工夫によって、様々な社会貢献活動に取り組んでいることをうれしく思っております。  機構の役員の皆様をはじめ、会員である都府県方面遊協の理事長の皆様の更なるご支援・ご協力をお願いしまして、閉会の挨拶とさせていただきます。

平成26年度事業計画

1. 通常総会
日 時 平成26年5月23日(金) 13時〜14時
会 場 第一ホテル東京
2. 第9回社会貢献大賞表彰式・平成26年度助成金贈呈式
日 時 平成26年7月24日(木) 11時〜13時30分
会 場 第一ホテル東京
3. 助成事業について

26年度の助成事業については、平成25年12月に募集し、申請件数は173件、申請総額は4億5,335万円の申請があり、特別助成10件、一般助成14件の助成事業を決定した他、機構の特命助成1件。また、山口県遊協から共同助成の提案があり、26年度は合わせて26件6,425万円を助成することにした。

4. 社会貢献活動年間報告書について
目的・内容 平成25年1月〜12月の1年間で、会員が実施した社会貢献活動の実績をまとめた報告書「AJOSC’s2013」を作成する。
2013年版は東日本大震災による被害の復旧への対応等を踏まえて、「共生・共感・共助の社会へ」をテーマとする。
刷成部数 25,000部
配布先
  • 会員(都府県方面遊協、全国各ホール、賛助会員、機構役員)
  • 警察行政関係
  • 都道府県、政令指定都市
  • マスコミ関係各社、ジャーナリスト
  • 作家、文化人
  • 全国図書館
5. 顕彰事業について
「第10回社会貢献大賞」の実施
目的・内容 会員(都府県方面遊協、支部組合、組合員ホール)及び賛助会員が実施した、平成26年1年間の社会貢献事業のうち、社会貢献度の高い団体に対し「社会貢献大賞」及び部門賞を授与するもので、都府県方面遊協からの申請に基づき「社会貢献活動審査委員会」で審査・決定する。
申請受付 平成27年1月〜2月末
審査・決定 社会貢献活動審査委員会(平成27年3月)
6. 社会貢献フォーラムについて

現代社会に最も必要とされている社会貢献のあり方を探すと共に、当機構のPR及び長年地域で実践している会員のモチベーションアップに寄与することを目的としたフォーラムを、年1回開催する。

時期・場所 平成26年度内、場所未定
7. 広報活動の推進

助成団体や支援団体のホームページとのリンクの拡大に努めるとともに、関心を高める話題の提供等内容の充実を目指す。また、機構の活動の情報を会員間で、できるだけ共有できるように「AJOSCかわら版」を随時発行する。

8. 効率的な事務局運営

事務局の運営に当たっては、経費の節減や効率的な業務運営に努めていく。

9. 平成26年度役員の決定

後日掲載の役員一覧をご覧ください。