全日本社会貢献団体機構

平成17年 第1回顕彰事業

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  • 特別賞

    審査員奨励賞

    受賞会員 東京都遊技業協同組合
    実施者 東京都遊技業協同組合・東京都遊技場組合連合会
    事業名 いのちの絵本『牛さんも錦鯉さんも元気でよかったね』事業
    事業内容

    平成15年の新潟地震は多くの命と田畑や住宅に多大の被害をもたらした。この地震の教訓を生かし、大きな地震災害が発生した際の幼児の生命を守ることを目的に、常日頃から幼児の防災意識を向上させるため、災害発生時対応マニュアル的な要素を盛り込んだ幼児向け絵本13,000部を作成し、東京都内及び新潟県内の全幼稚園及び全公立保育所に各3部ずつ配布した。

    東京都遊技業協同組合東京都遊技業協同組合
    配布先と冊数 東京都(2718ヶ所、8154冊)、新潟県(932ヶ所、2796冊)
    審査員
    選考理由

    【社会貢献活動審査委員会 委員 脇田 直枝氏】

    いつくるかわからない、どんなことが起こるか見当もつかない地震に、大人は手をこまねいているのが実情です。まして幼児にどう伝えたらよいのか、いたずらに恐怖心を煽ってもいけないと幼児向け地震教育は手薄になっていました。

    いのちの絵本『牛さんも錦鯉さんも元気でよかったね』この絵本はそんな社会の欠落した部分を補ってくれたのです。
    タイトルからは新潟地震の教訓がヒントになっていることが伺われ、リアリティがあり実践的。また、何よりも温かみのあるフレーズとイラストでわかりやすく地震というものへの心構えを身につけさせてくれると思います。
    オリジナルティのあるアイデアに敬服させられました。

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  • 受賞会員 神奈川遊技場協同組合
    実施者 神奈川県遊技場協同組合・神奈川福祉事業協会
    事業名 『国立ボリショイサーカスへの招待』
    事業内容

    家庭的に恵まれない児童養護施設の子どもたちに夢と希望を与えるための青少年育成事業として、施設の児童1,500人を国立ボリショイサーカスに招待した。 子どもたちの喜ぶお土産のお菓子やグッズ等には、神奈川県遊技場協同組合・神奈川福祉事業協会連名で子供たちへのメッセージを添えるなど、本事業を通じて、業界の社会的イメージアップにも繋がった。 国立ボリショイサーカスへの施設児童招待は、神奈川福祉事業協会設立・社会貢献活動開始(昭和60年)から継続し、本年招待1,500人(511万円)を含め、招待児童数はこれまでに延べ4万2千人(事業総額1億9千万円)に達している。

    神奈川遊技場協同組合神奈川遊技場協同組合
    審査員
    選考理由

    【社会貢献活動審査委員会 委員 脇田 直枝氏】

    本年度だけで1,500人、延べ4万2,000人もの子どもたちに夢見る時間とプレゼントし続けてきたこの事業に敬意を捧げます。協会に寄せられた絵や手紙に、どんなにサーカスに招かれたことが嬉しかったか、その節々に痛いほどあふれているのです。

    国立ボリショイサーカスへの招待成長期には喜びや感動の数が多いほど情操豊かな人間に育つもので、その意味では、この事業は単にイベントに招待というよりは、人間教育をしているといっていいと思います。ボリジョイに胸躍らせたそのことは、彼らの心に一生残っていくでしょうし、心の栄養源となっていくはずです。少子化の心配の前に、今そこにいる寂しい子たちを抱きしめたあげようという実践と受け取りました。

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