全日本社会貢献団体機構

2013年(平成25年)

特別助成

今回の特別助成は、昨年同様、「東日本大震災関連事業」「コミュニティ強化支援事業」の2部門を設け、また、助成しました。

東日本大震災関連事業
  • 「放射能の影響で外で遊べない福島県の子どもたちのための屋内公園『ふくしまインドアパーク』の運営」事業

    助成団体 認定特定非営利活動法人 フローレンス
    助成金額 300万円
    事業内容 放射能の影響で外で遊ぶことが出来ない福島県の子どもたちが、思いっきり遊べる屋内公園を2011年12月に郡山市で、2012年8月には南相馬市で開園した。安心して遊べる子どもの遊び場・親同士が触れ合える場は、まだまだ福島には必要であり、運営基盤の強化を図りながら、最終的には地元の団体に事業を移譲していく。

    助成事業実績一覧へ
    このページのトップへ

  • 「被災地でカリカチュア(似顔絵)と対話でみんなを笑顔にする」事業

    助成団体 公益社団法人 難病の子どもとその家族へ夢を
    助成金額 300万円
    事業内容 主に仮設住宅にいる被災児童とその家族がカリカチュアの楽しさを知り、絵を通して対話をするカリカチュア交流会を宮城県各地で実施するほか、自らの絵がより多くの人に認めてもらう嬉しさを通して自己肯定感を持つことが出来るように、子どもたちのカリカチュア展覧会&報告会を、被災地や東京、大阪等で開催する。

    助成事業実績一覧へ
    このページのトップへ

  • 「学びと子育てのプラットフォームづくり宮城県山元町」事業

    助成団体 一般社団法人 まなびの森
    助成金額 300万円
    事業内容 山元町は津波により常磐線を失い、そのため通学生のいる子育て世帯を中心に仙台圏への人口流出が続いている。一方で、このような状況の中でも故郷に留まり、あるいは留まらざるを得ない家庭とその子どもたちがおり、そのような子どもたちに寄り添い、放課後の学校、仮設住宅の集会所、地域の公民館などで学習支援活動を続けていく。

    助成事業実績一覧へ
    このページのトップへ

  • 「東北発 ニッポン元気アクション」事業

    助成団体 東北七新聞社協議会
    助成金額 300万円
    事業内容 東北地方を襲った東日本大震災は、多くの尊い生命と、これまで築き上げた様々な地域資産を一瞬にして奪い去ったが、各県の取り組み、課題、展望を地元取材を通し広く発信し、また加盟する7紙で交換紙面を実施し他5県の現状を自県民読者と共有することで、行政・民間両面で地域連携協力の創出と、東北地方の未来ビジョンの提唱を目指す。

    助成事業実績一覧へ
    このページのトップへ

  • 「市民による復興まちづくり協働事業(旅籠・旧えびや再生プロジェクト)」事業

    助成団体 特定非営利活動法人 NPOみなと しほがま
    助成金額 300万円
    事業内容 慶応3年の塩竈大火による本町地区の焼失後、復興のシンボルとして明治初期に建築された旅籠・旧えびやは、鹽竈神社の門前町、仙台藩の門戸港として繁栄した塩竈の貴重な歴史的建造物であり、津波により被災した建物を復興まちづくりの象徴として後世に継承し、郷土意識の向上と、この震災を後世へ伝承していく施設として活用する。

    助成事業実績一覧へ
    このページのトップへ

  • 「コミュニティ再生のための伴走的支援と学生のいつもの『ただいま』交流プロジェクト」事業

    助成団体 立教大学 コミュニティ福祉学部 東日本大震災復興支援プロジェクト
    助成金額 450万円
    事業内容 新入学生は震災当時は高校生であり、当事者意識を持つことは難しい。そのため、復興支援関連の呼びかけは「案内・周知」から「教育・啓蒙」へと変え、改めて震災を「考え直す」機会として、「コミュニティ福祉から考える震災復興支援」という講義科目を開講。復興・コミュニティの再生を担う人材の育成のため、学生の長期的定期派遣を継続していく。

    助成事業実績一覧へ
    このページのトップへ

  • 「eラーニングを活用した、市民サポーターの育成と子どものまなびの場の展開」事業

    助成団体 特定非営利活動法人アスイク
    助成金額 350万円
    事業内容 震災によって経済的な困窮に直面している子どもたちが、経済的にも距離的にも無理なく通える放課後のまなび場として、専門性を有する民間企業や個人・中間支援組織と連携し、eラーニングと市民有志(まなびサポーター)による対人サポートを組み合わせ、eラーニングを効果的に活用した教育支援モデルを構築する。

    助成事業実績一覧へ
    このページのトップへ

  • 「福島県いわき市のコミュニティ再生&強化、耕作放棄地を減らす」事業

    助成団体 特定非営利活動法人 greenbird
    助成金額 250万円
    事業内容 農作物が1年以上作付けされず、作付けする予定もない田畑や果樹園が「耕作放棄地」であり、震災以前から問題になっている「耕作放棄地」の解決と、震災後の避難や移住により今やバラバラになってしまったコミュニティの再生を、放棄地を耕すところから収穫まで一貫して行うプロジェクトとして展開する。

    助成事業実績一覧へ
    このページのトップへ

  • 「いわき市勿来地区の津波被害者が実体験を未来に遺すタイムカプセル」事業

    助成団体 特定非営利活動法人 勿来まちづくりサポートセンター
    助成金額 200万円
    事業内容 被災を受けた住民のその時その時の心のうちや避難の状況、更には借り上げアパートに至るまでの避難生活の実態、衝撃を受けていた時期から生きる希望を取り戻すまでの心の葛藤などの実体験を詳細に記録し、それらの生の声の記録をタイムカプセルに入れ、将来地域を担う人たちへ直接伝え、自然災害に対する地域防災の必要性を訴える。

    助成事業実績一覧へ
    このページのトップへ