フォーラム

2021年度開催のフォーラム

2021年10月2日
社会貢献フォーラム in 福島「3・11 から 10 年地域社会をつなぐ社会貢献」

フォーラムの詳細が、福島民報(11月13日付)の朝刊に掲載されました。

フォーラムの詳細が、福島民友新聞(11月13日付)の朝刊に掲載されました。

10月2日(土)福島市のとうほう・みんなの文化センターにて、社会貢献フォーラム「3・11 から 10 年地域社会をつなぐ社会貢献」を開催した。約270名が参加し、一般参加者や関係者を含め、盛会裏に終了した。

今回のフォーラムでは新型コロナウイルス感染予防対策を取り、収容人数1000名を超える大ホールで客席を空け十分な距離を取っての開催となった。

フォーラムは、主催者を代表して福島民報社の中尾富安 専務取締役 経理・広告事業担当が開会のあいさつをした後、第1部は、コーディネーターの松村真喜子さん朗読、芥川真実子さん作 物語「フクシマのウシ」の朗読から始まり、村松さんと芥川さんのストレートトークを行った。

トークでは、「福島へと続く道・復興への道」について村松さんと芥川さんで東日本大震災での支援活動について熱く語り、第1部を終了した。

第2部のパネルディスカッションは、「3.11 から10年  地域社会をつなぐ社会貢献」をテーマに、パネリストとして、道の駅八王子滝山名誉駅長/道路環境プランナーの芥川 麻実子さん、福島大学 うつくしまふくしま未来支援センター センター長の菊地 芳朗さん、富岡町3・11を語る会 代表 青木 淑子さん、福島県遊技業協同組合連合会 理事長 諸田 英模さん、コーディネーターの村松真貴子さんの5人によるシンポジウムが開かれた。

菊地センター長は、「学生の中でも震災について知らなかった、覚えてないという声が増えてきている。震災の記録と記憶を風化させずに伝えていくことが私に課せられた仕事」と話し、
青木代表は、「語ることによって知ってくださる方が一人でも多くなれば、一緒に復興に立ち向かっていける仲間が増えると信じて語り人(かたりべ)活動をしている」と話し、
諸田理事長は、被災した店舗を再開させたときの思いなどを交えながら、「地域とのつながりの大切さを実感した」と話し、
芥川さんは、道の駅で行った活動を紹介し「心に笑顔を取り戻してほしいという思いで過ごしてきた」と話し、
村松さんは、「語り継いでいく、震災を知らない子どもたちにも伝えていく必要がある」と話した。
フォーラムの最後に、パチンコ・パチスロ社会貢献機構の宮田代表理事がお礼の言葉を述べ、福島民友新聞社の菊池 克彦 常務取締役 営業統括本部長PR 担当が閉会の挨拶をして3時間にわたるフォーラムを終了した。
フォーラムについては10月3日(日)の福島民報、福島民友新聞の朝刊に掲載され、詳細内容は11月13日(土)両紙に掲載されました。

参加者からは、「3.11の震災後、様々な形で社会貢献を行っている方々がいることを知ることができてよかった。震災を過去のものととらえている自分がいたが、風化してはいけないもので、思い直すことができた」「3.11を語る会の青木さんの活動はすばらしい。『原発事故』の一言では通じない『人生が変わった』。このことはずっと語っていってほしい」「菊地先生のお言葉キーワード『風化を防ぐ』ということの大切さ痛感した」「遊技業界が子どもの見守り、避難場所、駐車場などしていることなど知らなかった。考え方が少し変わった」等の感想が寄せられた。