全日本社会貢献団体機構

2019年(令和元年)

5月17日 2019年度通常総会

5月17日 2019年度通常総会

5月17日(金)第一ホテル東京で通常総会を開催し、2018年度事業・決算の承認、2019年度事業計画、予算の決定などを行いました。

杉浦会長 挨拶要旨

杉浦会長

2019年度の通常総会の開会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。本日は役員のほか全国からお集まりの会員方々、また賛助会員の皆様にも、ご多忙の中ご出席をいただきまして有難うございます。

全日本社会貢献団体機構の会長をお引き受けしまして、3年が経ちました。皆様のおかげで、大きな成果を上げることが出来ました。有難うございました。

今年は、社会貢献大賞受賞者が初めて組合員ホール部門から選ばれました。現場の取り組みが評価されたことは喜ばしいことと思います。

自然災害が大変多かった昨年、全日遊連の皆様は、社会貢献・社会還元活動に積極的に取り組み、業界の皆さんにとって大変厳しい状況ではあったと思われますが、現金と物品支援など合算した拠出額は、17億円を超え、この10年で3番目の金額とうかがいました。災害に対して迅速に対応された皆さんの活動に敬意を表します。

当機構の活動が、常に時代のニーズに的確に対応し、よりよい社会の構築に少しでも貢献・寄与できるよう、決意を新たに、精一杯努力していきたいと考えております。皆様のより一層のご指導・ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

本日は、2019年度事業計画の決定のほか、組織の再編など重要な議案がございますが、どうか宜しくご審議のほど、お願い申しあげます。

阿部理事長 挨拶要旨

阿部理事長

本日は、皆様大変お忙しい中、機構の通常総会にご出席いただきまして、誠に有難うございました。
本日決定致しました2019年度事業計画・予算に基づきまして、より充実した機構の社会貢献活動を展開してまいりたいと考えております。

未来に向けて「人と人が支え合う社会」を、これを継続していくことは、社会を構成する一員としての使命です。当機構の助成事業は、まさに未来を創るうえで欠かせない社会貢献活動に位置づけられてきていると、認識を新たにしております。

地域の課題を地域で解決していく姿勢が求められている中、社会貢献活動、災害被災者への支援や地元に密着したボランティア活動に精力的に取り組んでいる遊技業界の活動は、今後ますます重要性を高めていくことは間違いありません。そうした活動を顕彰していくことも、当機構にとっての変わらぬ責務だと思います。皆様を励ます力となればと思っております。

機構の理事、賛助会員の皆様をはじめ、会員である都府県方面組合の皆さんの更なるご支援・ご協力をお願い申しあげまして、はなはだ簡単ではございますが、私の閉会の挨拶とさせていただきます。 本日は、誠に有難うございました。


2019年度事業計画

1. 通常総会
日 時 2019年5月17日(金) 13時〜14時
会 場 第一ホテル東京
2. 第14回社会貢献大賞表彰式・2019年度助成金贈呈式
日 時 2019年7月18日(木)
表彰式・贈呈式 11時〜12時30分
会 場 第一ホテル東京
3. 理事会

規約に基づき年2回以上開催する。年度当初の第1回理事会は、2018年度事業計画・予算等の決定を行い、各回の理事会では、事業遂行状況の確認等、当機構の重要事項を決議する。

第1回 2019年4月18日(木) 11時〜12時 遊技会館 大会議室
  • 2018年度事業報告・決算承認
  • 2019年度事業計画・予算決定 他
第2回 2020年3月(予定)
4. 常任幹事会

機構が取り組む事業・施策を企画・立案するとともに総会・理事会の決議事項を遂行するため、年間5回程度開催し、機構の中心機能として適宜・適切に諸業務に対応する。

会場 原則各回とも全日遊連会議室にて開催
5. 助成事業について

2019年度の助成事業については、2018年11月12日から12月14日までの期間で、一般助成は、「子どもの健全育成支援」と「災害復興コミュニティ支援」(東日本大震災、熊本地震、北海道胆振東部地震、九州北部豪雨、西日本豪雨、その他のコミュニティ支援)を募集した。その結果、一般助成は144件で、申請金額は、総額は約2億5,158万円となった。

6. 社会貢献活動年間報告書について
目的・内容 2018 年1 月~12 月までの1 年間に機構の会員が実施した社会貢献活動の実績をまとめた報告書「AJOSC’s 2018」を作成する。
 年間報告書では、多種多様な活動を取り上げるため、毎回、共通のテーマを設けて一貫性のある編集を行っている。この報告書は、機構の会員をはじめ、関係機関・有識者等へ配付し、全日遊連と機構の社会貢献活動への取り組みを広報することによって遊技業界への理解とイメージアップを図る。
刷成部数 16,000部
配布先
  • 会員(都府県方面遊協、全国各ホール、賛助会員、機構役員)
  • 警察行政関係
  • 都道府県
  • 図書館
  • マスコミ関係各社、ジャーナリスト
7. 顕彰事業について

「第14回社会貢献大賞」の表彰、「第15回社会貢献大賞」の実施

目的・内容 会員(都府県方面遊協、支部組合、組合員ホール)及び賛助会員が実施した2019年1年間の社会貢献事業のうち、社会貢献度の高い事業を展開した団体に対し、社会貢献大賞および部門賞を授与するもので、都府県方面遊協からの申請をもとに「社会貢献活動審査委員会」で審査のうえ決定する。
申請受付 2020年1月〜2月末
審査・決定 社会貢献活動審査委員会(2020年4月)
8. 社会貢献フォーラムについて

機構の設立理念に基づき、現代社会に必要とされる社会貢献の在り方を探るとともに当機構のPRおよび長年にわたって都府県方面組合が取り組んでいる社会貢献活動を社会に広く理解してもらうために平成17年度から全国地方新聞社連合会と共催で「社会貢献フォーラム」を開催している。

フォーラムの中心となるパネルディスカッションには地元都府県方面組合の理事長がパネリストとして参加し、機構や都府県方面組合の社会貢献活動への取り組みを報告し、参加者から毎回大きな反響と高い評価が寄せられている。2019年度は、依存問題、大規模災害や児童虐待など時代に即した課題と向き合い、若年層の参加を促すフォーラムとする。

時期・場所 2019年度内、場所未定
9. 広報活動の推進
依存問題対策助成の結果報告の小冊子の制作 年間報告書とは別に、依存問題の解決に取り組む団体への助成の結果報告などをまとめた冊子を制作し、内外の関係部署に配布する。また、ホームページでの展開も図る。
ホームページの充実 助成団体や支援団体のホームページとのリンクの拡大に努めるとともに、関心を高める話題の提供等内容の充実を目指す。
組織内の情報の共有化 機構の活動の情報を会員間で共有するため、「AJOSCかわら版」を随時発行する。
社会貢献活動の展示 全日遊連が行っている社会貢献・社会還元活動や、当機構の助成事業などについて紹介する詳細な展示を、総会、社会貢献大賞表彰式・助成金贈呈式、社会貢献フォーラム、希望する都府県方面組合に貸出をし、展示をする。
10. 効率的な事務局運営

遊技業界を取り巻く厳しい経営環境の現状に鑑み、経費の節減や効率的な業務運営に努めるとともに、専務理事・事務局長を中心に事務局機能の一層の充実を図る。