全日本社会貢献団体機構

2016年(平成28年)

5月20日 平成28年度通常総会

5月20日(金)第一ホテル東京で通常総会を開催し、平成27年度事業・決算の承認、平成28年度事業計画、予算の決定などを行いました。

堀田会長 挨拶要旨

大変お忙しい中皆様ご出席いただきましたことを心から感謝いたしております。
平成22年11月に、全日本社会貢献団体機構の会長をお引き受けさせていただいて5年半が経過いたしております。以前からお約束でありまして、今総会で会長職を辞任させていただくことになりました。この間皆様方が日本の社会、そこで暮らす方々がより幸せに暮らせるように色んな面で善意をお示しいただき力を発揮いただきましたことを深く感銘を受け厚い敬意を評したいと思います。本当にありがとうございました。

私が就任しましてからその翌年に東日本大震災が起きまして、その時は大変迅速に、的確に困っている方々、なかなか行政の手が届かないところにこの機構の支援を届けていただきました。それがどんなに大きな力を発揮したのか、あるいは実感していただけていない方もおられるかもしれませんけれども、ずっと現地に入り続けておりました私はそういった民間からの非常に柔軟なしかし気配りのあるそういう支援がどれだけ被災された方々を力づけ、変わるという気持ちを引き起こしたかつぶさに体で感じております。本当に皆様方の力が本当に大きいものだと実感致しております。今度また熊本で一番にこういう方々、これから先見えずに暮らしておられます。この機構あるいは会員の方々からの気持ちが復興支援団体のサポートに届きますように心から願っております。

伺いますと平成27年度は、現金と物品支援、金額にして合計15億円を超えたということであります。ほんとにこれは大きな力であり、有効に、金額以上に大きな幸せをもたらすことになると思います。
ぜひぜひこういった厚い活動を続けていただき、母体で有ります事業とともに日本社会からいかにこの機構の活動が健全であり、素晴らしいものであるかが示し続けていただくことを心から願っております。

本日は、28年度事業計画の決定など重要な議案がございますが、どうか宜しくご審議のほど、お願い申しあげます。

阿部理事長 挨拶要旨

本日は、皆様大変お忙しい中、機構の通常総会にご出席いただきまして、誠に有難うございました。
本日決定致しました28年度の事業計画・予算に基づきまして、より充実した機構の社会貢献活動を展開してまいりたいと考えております。

社会に容認される新しい業界像を創り上げていくその手立てのひとつとなるのが、業界上げての社会貢献活動やボランティア活動だと思います。私たちの社会が豊かな成熟社会となった今日、地域社会の一員として応分の社会的責任を果たしていくことが求められているかと思います。

機構の事業を通して全国の組合員の知恵と工夫によって、様々な社会貢献活動に取り組んでいることをうれしく思っております。

また、堀田会長には、平成22年秋から5年5ヶ月の長きに渡り、ご指導いただきましたことに大変感謝いたしております。引き続き名誉顧問として、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。


平成28年度事業計画

1. 通常総会
日 時 平成28年5月20日(金) 13時〜14時
会 場 第一ホテル東京
2. 第11回社会貢献大賞表彰式・平成28年度助成金贈呈式
日 時 平成28年7月21日(木)
表彰式・贈呈式 11時20分〜12時40分
会 場 第一ホテル東京
3. 理事会

規約に基づき年2回以上開催する。年度当初の第1回理事会は、平成28年度事業計画・予算等の決定を行い、各回の理事会では、事業遂行状況の確認等、当機構の重要事項を決議する。

第1回 平成28年4月19日(火) 11時〜12時 遊技会館 大会議室
  • 平成27年度事業報告・決算承認
  • 平成28年度事業計画・予算決定 他
第2回 平成29年3月(予定)
4. 常任幹事会

機構が取り組む事業・施策を企画・立案するとともに総会・理事会の決議事項を遂行するため、年間5回程度開催し、機構の中心機能として適宜・適切に諸業務に対応する。

会場 原則各回とも全日遊連会議室にて開催
5. 助成事業について

平成28年度の助成事業は、一般助成は前年と同様の「子どもの健やかな成長を願う事業」で、特別助成の「東日本大震災の被災者を元気づける事業」は、被災地のコミュニティ支援事業に特化した。募集については、平成27年11月16日から12月18日の期間で募集した。
ジャンルを絞ったことで応募数が減少し、選択の幅が狭くなることが予想されたので、より多くの方に助成要領の情報を知って頂けるように、助成要領のホームページ掲載を例年より2週間早くしたことや、全国の社会福祉協議会や市民活動センターなどに働きかけ、チラシやホームページに助成要領の掲載を依頼した。その結果、助成申請は、件数165件、申請総額3億6,000万円であり、一定の応募数を確保できた。

6. 社会貢献活動年間報告書について
目的・内容 平成27年1月〜12月までの1年間に機構の会員が実施した社会貢献活動の実績をまとめた報告書「AJOSC’s 2015」を作成する。年間報告書では、多種多様な活動を取り上げるため、毎回、共通のテーマを設けて一貫性のある編集を行っている。この報告書は、機構の会員をはじめ、関係機関・有識者等へ配布し、全日遊連と機構の社会貢献活動への取り組みを広報することによって遊技業界への理解とイメージアップを図る。
刷成部数 18,000部
配布先
  • 会員(都府県方面遊協、全国各ホール、賛助会員、機構役員)
  • 警察行政関係
  • 都道府県
  • マスコミ関係各社、ジャーナリスト
  • 全国図書館
7. 顕彰事業について

「第11回社会貢献大賞」の表彰、「第12回社会貢献大賞」の実施

目的・内容 会員(都府県方面遊協、支部組合、組合員ホール)及び賛助会員が実施した平成28年1年間の社会貢献事業のうち、社会貢献度の高い事業を展開した団体に対し、社会貢献大賞および部門賞を授与するもので、都府県方面遊協からの申請をもとに「社会貢献活動審査委員会」で審査のうえ決定する。
申請受付 平成29年1月〜2月末
審査・決定 社会貢献活動審査委員会(平成29年4月)
8. 社会貢献フォーラムについて

機構の設立理念に基づき、現代社会に最も必要とされる社会貢献の在り方を探るとともに当機構のPRおよび長年にわたって都府県方面遊協が取り組んでいる社会貢献活動を社会に広く理解してもらうために平成19年度から地元の地方新聞社と共催で「社会貢献フォーラム」を開催している。
フォーラムの中心となるパネルディスカッションには地元県遊協の幹部がパネリストとして参加し、機構や都府県方面遊協の社会貢献活動への取り組みを報告し、参加者から毎回大きな反響と高い評価が寄せられている。

時期・場所 平成28年度内、場所未定
9. 広報活動の推進
積極的な広報活動の展開 11年目に入った機構の事業の実施状況や会員の特色ある社会貢献活動をタイムリーに広報するため、一般紙、業界紙のほか、インターネットも含めた各種メディアを積極的に活用し、機構活動の一層のPRに努める。
ホームページの充実 助成団体や支援団体のホームページとのリンクの拡大に努めるとともに、関心を高める話題の提供等内容の充実を目指す。
組織内の情報の共有化 機構の活動の情報を会員間で共有するため、「AJOSCかわら版」を随時発行する。
10. 効率的な事務局運営

遊技業界を取り巻く厳しい経営環境の現状に鑑み、経費の節減や効率的な業務運営に努めるとともに、専務理事・事務局長を中心に事務局機能の一層の充実を図る。