全日本社会貢献団体機構

2009年(平成21年)

5月20日 平成21年度通常総会

5月20日(水)第一ホテル東京で通常総会を開催し、平成20年度事業・決算の承認、平成21年度事業計画、予算の決定などを行いました。

通常総会

塩川会長 挨拶要旨

塩川平成21年度の通常総会の開会にあたり、会長として一言ご挨拶申し上げます。

当機構は、創立以来4年目に入りましたが、会員各位をはじめ、各方面のご支援・ご協力によりまして、機構が取り組んできました社会貢献活動に対する理解と評価が年々高まってまいりまして、有難く思っております。

当機構の活動の重要な柱となっております「助成事業」については、平成20年度は文化・芸術の振興や子供の健全育成など26の事業に対し、6,100万円の助成を行いましたが、助成を受けた各団体からは、この助成により活動の幅が広がり、より充実した事業を展開できたと多くの感謝の言葉が寄せられています。

また、全日遊連内部の顕彰事業であります「社会貢献大賞」は、去年から都府県方面遊協や組合員ホールなど実施主体別に表彰することにしたところ応募数も増えて、比較的規模の小さい活動も受賞の対象となり、組合員のモチベーションアップにつながってきております。

100年に一度と言われるような経済危機のなかで、遊技業界を取り巻く環境も極めて厳しいものがありますが、こういう時こそ世の中に役立つ社会貢献活動に取り組む必要があると思っております。

本日の総会は、21年度の事業計画や予算の決定など重要な議案を審議していただくことになっていますが、どうかよろしくお願いいたします。

平成21年度事業計画

平成17年12月に発足した当機構は、実質4年目を迎えるが、年々充実してきた幅広い活動と内外への積極的なPRにより、各方面から高い評価が寄せられている。平成21年度は、設立趣旨に基づく文化・学術の振興、そして平和で住みよい社会作りを目指し、より一層充実した社会貢献活動を展開する。

組織の充実と会議運営

平成21年度は、全日遊連との連携をさらに強化するとともに常任幹事会の機能の充実に努める。

1. 通常総会

平成21年度総会は、会員・賛助会員等の出席のもと東京において開催し、平成20年度活動の総括、平成21年度事業計画・予算の決定等を行い、さらなる社会貢献活動の充実・発展を目指す。

日 時 平成21年5月20日(水) 13時~14時
会 場 第一ホテル東京 5Fホール
2. 助成金贈呈式・社会貢献大賞表彰式

平成21年度助成金贈呈式と第4回社会貢献大賞表彰式は、当機構へのより一層の理解促進を図るとともに、その存在感をさらに各地にアピールするため昨年の大阪に続いて名古屋で開催し、東海・中部地区の関係者との交流を深める。

日 時 平成21年7月16日(木) 13時~15時…贈呈式・表彰式レセプション
会 場 名古屋マリオットアソシアホテル
3. 理事会

規約に基づき、総会を含め年4回開催する。年度当初の第1回理事会は、平成21年度事業計画・予算の決定を行うとともに、事業遂行状況の確認、助成事業の決定等、当機構の重要機構の決議を行う。

【第1回】 21年5月12日(火) 14時~15時30分
【第2回】 21年5月20日(水)「平成21年度通常総会」
【第3回】 22年1月
【第4回】 22年3月
4. 常任幹事会

総会、理事会決議事項等を遅滞なく遂行するため、原則毎月1回開催するとともに、機構の中心機能として適宜適切に諸業務に対応する。

助成事業の実施

平成20年度は、26事業に総額6,100万円の助成を行ったが、本年度は寄付金、繰越金等6,500万円の財源で実施する。また、助成を申請してきた事業の情報を全国の会員に連絡し、都府県方面遊協との連携により、厳しい経済情勢の中で今日の社会が最も必要としている研究や事業に助成する。

事業内容
  • 学術・文化の振興
  • 命を大切にする研究・活動
  • 子どもの健全育成支援

以上に関する事業を中心にした事業助成を申請に基づき、常任幹事会・理事会の審査を経て、特別助成2,000万円、一般助成4,500万円の範囲で実施する。

募集 平成21年3月1日~3月31日
審査・決定 平成21年5月12日(火) 理事会
社会貢献活動の推進とその顕彰
1.「社会貢献活動年間報告書」
目的・内容 平成20年1月~12月までの1年間で会員が実施した社会貢献活動の実績をまとめた報告書「AJOSC’S 2008」を作成する。2008年版では、「未来」をテーマとし、AJOSC・当機構の活動や顕彰・助成等の各事業が、現時点での一過性の活動ではなく、未来へのビジョンを持って着実な歩みを続けていることを示すとともに人々が描く明るい未来予想図を紹介することとする。 この報告書は、会員をはじめ、関係機関、有識者等へ配布し、機構事業のPRと業界のイメージアップを図る。
刷成部数 25,000部
配布先
  • 会員(都府県方面遊協、全国各ホール、賛助会員、機構役員)
  • 警察行政関係
  • 都道府県、政令指定都市
  • 政財界指導者
  • マスコミ関係各社、ジャーナリスト
  • 作家、文化人
  • 全国図書館
2. 「第5回社会貢献大賞」の実施
目的・内容 会員(都府県方面遊協、支部組合、組合員ホール)および賛助会員が実施した平成21年1年間の社会貢献事業のうち、社会貢献度の高い事業を行った団体に対し「社会貢献大賞」および部門賞を授与するもので、都府県方面遊協からの申請をもとに「社会貢献活動審査委員会」で審査のうえ決定する。
申請受付 平成22年1月~2月末
審査・決定 平成22年3月『社会貢献活動審査委員会』
第4回社会貢献大賞の表彰

「第4回社会貢献大賞」の表彰式を平成21年7月16日(木)に名古屋マリオットアソシアホテルで実施する

1. 社会貢献フォーラム
内容 現代社会に最も必要とされる社会貢献の在り方を探るとともに当機構のPRおよび長年地域で実践している会員のモチベーションアップに寄与することを目的としたフォーラムを実施する。過去2回の、さいたま市・横浜市に続いて出来れば地方都市で開催し、当機構への理解の輪を広げたい。
時期・場所 平成21年秋、場所は未定
賛助会員の拡大と広報活動推進
1. 賛助会員の拡大

平成20年度は、新たな賛助会員の入会は実現できなかったが、今年度は全日遊連との連携のもと、関係企業等への働きかけを強化する。

賛助会費 1口2万円
2. 広報活動の推進
会員向け印刷物の発行 機構の事業の実施状況や会員の特色ある活動をビビッドに広報するとともに会員のモチベーションアップのため、定期的に会員向け印刷物を発行する。
各種メディアの活用 マスコミはじめ業界紙も含めた各種メディアの積極的活用により、機構活動の一層のPRに努める。
ホームページの充実 助成団体や支援団体のホームページとのリンクの拡大に努めるとともに、タイムリーな話題の提供等内容のさらなる充実を図る。
効率的な事務局運営 厳しい経済情勢を反映した業界の現状に鑑み、経費の節減や効率的な運営に努めるとともに、専務理事・事務局長を中心に事務局機能のより一層の充実を目指す。